[戻る] [管理者用]

2004 年 11 月

甲州種ワインのモノポール 2004/11/8(月) 13:23:35
11月22日の発売予定の「アルガブランカ イセハラ」は、前のコラムでも触れましたが、
当社の契約栽培者の風間正文氏が所有する小字名伊勢原の圃場から収穫される甲州種
のみを原料に醸造しました。

このワインは、これまでの甲州種ワインのイメージを変えるような豊富なアロマがあり、
果実味の豊かさに加え、しっかりとした酸とほのかな甘味を感じ、凝縮感があります。
今、楽しむフレッシュな味わいと共に、熟成による楽しみも予感させる力強いワインです。

2001年から2004年まで同一圃場から収穫した甲州種に、この特徴的な個性を見出すこと
ができ、2003年産はイギリスで行われた「インターナショナルワイン&スプリッツ
コンペティショん2004」にて日本のワインで唯一の銀賞を獲得することができました。

また、大変嬉しいことに今月27日に勝沼町ぶどうの丘にて開催される「ASEV」
日本ブドウ・ワイン学会において、メルシャンとボルドー大学及び当社による
このワインの特性についての共同研究の結果が発表されることになっています。

私たちは、先人たちから1,300年の甲州種の栽培と130年のワイン造りの歴史を
継承しましたが、この甲州種ワインの新たな可能性を見出したことにより、
世界に通ずるワインとして甲州種が明確な位置を築くことになりそうです。

私たちは、今後も新たな発見に向けて懸命に奮闘して行きたいと思います。


2004ヌーヴォーワインの発売によせて 2004/11/1(月) 18:30:50
本日より、2004年のヌーボーワイン《アルガ 甲州ヌーボーとアルガ ベリーAヌーボー》を発売させて頂きました。

今年の甲州ヌーボーは、昨年までと違う栽培地の勝沼町等々力地区から収穫された甲州種を原料にしました。
メロンのようなトロピカルフルーツの香りが特徴で、
ほのかな甘味と爽やかな酸のバランスが良いフレッシュな味わいです。
ベリーAヌーボーは、勝沼町と山梨市地区の契約栽培者の原料でベリー系の香りがあり、
豊かな果実味と柔らかい酸味のバランスが良いライトタイプです。

当ワイナリーでは、近年、栽培地や栽培者毎のワイン醸造を行い、その特性の検証を行ってきましたが、
2001年から2003年までの甲州ヌーボーが、これまでの甲州ワインにない特性をもつことに気付きました。

この特性が、何に起因するか明解な理由はまだ見つけられませんが、
当社の契約栽培者である笛吹市の風間正文氏の圃場から収穫される甲州種のみに、この特性が見出されます。
この圃場の特性は、20年間一度も耕運ができないという石ころだらけの場所で、大変水捌けはが良く葡萄の木に
かかるストレスも相当大きいことが想像できます。

このワインは、当社が甲州の新ブランド《アルガブランカ》を発表するのに伴い、
栽培地の小字名イセハラを冠した《アルガブランカ イセハラ》として発売する事に致しました。


前月 次月

エース