豊城シェフが教える簡単レシピ-No,008
● 本当〜に簡単レシピ●

今回は原点に戻ってホント~に簡単レシピをご紹介します。
簡単バラチャーシュー・簡単チキンソテー・簡単ローストビーフ の三種類です。(「簡単」のところは「なんちゃって」に置き換えてもいいかも?)



≪簡単バラチャーシュー≫



この簡単はご家庭のガス台に付いている「グリラー」通称「魚焼き」を使って簡単に済ませます。

どこのご家庭にも装備されていると思いますが名前のとおり魚しか焼いていないのでは?実はこの道具ケッコウ使えます!魚が焼けるんですから鶏だって豚だって何でもOK!
ただし・・火力が強いので長時間の加熱には向きません、遠赤外線を使ってササッと短時間に仕上げるものに向いていますからあまり厚みのあるものはNG!です。
そこで豚バラ肉を使って簡単チャーシューに挑戦です!



●材料

・豚バラ肉
 約300g
 
(厚みと幅が同じくらいが使いやすいです)
・塩コショウ
適量
・にんにくスライス
5〜6枚
・砂糖
大匙1
・醤油
大匙1
・みりん
大匙1
・アルミホイル
適量



●作り方
1. 豚バラに切り込みをいれて(脂の側は5mmほど反対側は表面の筋を切るように)塩コショウをまぶしておく
2. アルミホイルをグリラーの大きさに広げ汁がこぼれないように周りを高くしておく、(2枚重ねが安心です)豚肉を置き(脂と筋が側面になるように)周りにニンニクを散らし砂糖→みりん→醤油の順番で上からかける(にんにく以外にも生姜の皮や葱の青いとこ、八角や丁子などもGood)

3. グリラーに移し火をつけますが網の高さが調節できるものは低めに、調節できないものは網を使わずに火から遠めにして調理します(水を入れるタイプが多いですが水は入れません)火力は一番弱くしてください

4. 火をつけたら3~5分ほどで焦げ目が付きます、案外早く焼けますから最初は見張っていないと危ないですよ!おいしそうな焦げ目が付いたら裏返します、今度はさっきと同じ時間焼けばいいのでタイマーでもかけておきましょう

5. 裏側にも焼き色が付いたらもう一度裏返して上からアルミホイルを被せてあと5分加熱します、5分経ったら蓋を開けずにそのまま火を消して5分間余熱で火を入れます

6. 取り出してからもすぐに切らずに少し待ちましょう、すぐに切るとおいしい肉汁が出てしまいますから・・・後は切って盛り付けるだけ!アルミホイルに溜まった焼き汁をかけていただきましょう

砂糖をかけて焼くので綺麗な焼き色が付きます、反面焦げやすくなるので注意してください!機械によって部分的にこげる場合はアルミホイルでカバーしましょう
合わせるワインはオールマイティーです、もちろんビールや日本酒にもGoodです(白いご飯が一番かも?)





簡単チキンソテー≫







●材料
・鶏モモ肉
一枚

・塩コショウ
適量

・たまねぎ
1/2個

・にんにくスライス
5〜6枚
・ケチャップ
大匙2
・ソース
大匙2
・白ワイン 
適量

●作り方
1. テフロン加工のフライパンに塩コショウを振り鶏肉を皮面から入れ火にかける(弱火)裏面にも塩コショウを忘れずに(こうすればまな板など汚さずに済みます)サラダ油少々とにんにくスライスを入れる、弱火のまま約10分(機種によって時間は変わります)皮がぱりっとするまでほっといてください

2. 皮面に良い焼き色が付いたら(目安はにんにくが茶色になるくらい)ひっくり返してそのまま先ほどと同じぐらいの時間焼きます、その間にたまねぎをフライパンの空いた所に入れてください、たまねぎ以外でもキャベツや冷凍のミックスベジタブルやフライドポテトなどもいいでしょう(にんにくは鶏肉の上に避難しておきます)

3. 裏面にも焼き色が付いたらたまねぎを皿に移してください、たまねぎを取り出したフライパンをもう一度火にかけケチャップ→ソース→ワインの順番に入れてゆきます全部入ったら肉を取り出し5分ほど休ませます、その間にフライパンの中身を煮詰めてソースにします 



4. 肉を切ってたまねぎを敷いた皿に並べて出来上がり!
弱火でゆっくり焼くことでオーブンを使わずにパリッと仕上げられます
ワインは白が良いでしょう、少し甘めが会うと思います
肉を切った時に肉汁が出たらソースに入れましょう、味が深まります
フライパンとお皿ひとつで済みますから洗い物も少なくて便利、下ごしらえも無いので忙しい朝でも大丈夫





≪簡単ローストビーフ≫






●材料
・牛モモ肉300g
・塩コショウ適量
・ビニール袋(ジッ○ロックとか○○ストックバッグとかの商品名のやつですもちろん普通のビニール袋の口を輪ゴムで止めてもいいんです)
・鍋(ちょっと大きめ)

●作り方
1. まず牛肉を冷蔵庫から出して2~3時間その辺に置いておきます(室温に慣らして焼きやすくするためです)
2. 牛モモ肉に塩コショウをしてフライパンで焼きます、慌てずに中火で一面づつ焼き色を付けるつもりで全面を色よく焼いてください(サラダ油を多めに入れて焼くと上手くいきます)焼いている間に大き目の鍋に半分お湯を沸かしておきます

3. 焼きあがった肉はビニール袋に入れてなるべく空気を入れないように口を閉じておきます(焼きたては熱いですから少し時間をおいてからが良いでしょう)、鍋が沸騰したら火を止めて鍋の3/4まで水を足してくださいこれでお湯の温度は約70度です、ここに先ほどのビニール袋の肉を入れますが空気がたくさん入っていると浮
いてしまうのでご注意ください
4. 温度が偏らないように軽くかき回したらそのまま30分〜1時間ほっといてください、後は取り出して切るだけです・・・一番厄介な焼き上がりの見極めは必要有りません!
肉質によって焼きあがりは微妙にちがいます、お好みに合わせる場合は鍋に入れる水の量で加減してください
鍋は大きめのものを用意してくださいお湯の量が少ないと加熱が不十分になります、目安は肉が10個ぐらい入りそうな大きさでしょうか
ビニール袋に肉汁が出ますが捨てないでください!醤油や砂糖・薬味などを加えてソースにしましょう
もちろん山葵と醤油で甲州ワインですね〜(^u^)Y☆Y(^u^)



以上今回の簡単レシピは簡単な料理でしたが、ある種のキーワードに気が付いてもらえたでしょうか「余熱」「少し待ちましょう」「ほっといてください」「休ませます」「弱火でゆっくり」「その辺に置いておきます」などですがここが今回のポイントです!

実はプロの料理には「間」が有ります!(サボってるんじゃありませんから〜)熱を加えて調理するとその熱が移動していきます、外に逃げるものもあれば外から加わってくるものもありますし、中に入るものもあります、表面だけの加熱では中に火が入りませんが加熱を続けると堅くなってしまいます→そこで「間」が必要になるんです!表面の熱を「休ませる」事によってジンワリと中に伝えるんです。

焼きたての肉の中では熱が暴れています、そのまま切ると美味しいジュース(肉汁)が流れてしまいますが少し「休ませる」ことで固定されるのです、必ずしも焼きたてがおいしいわけではありませんが冷めてしまっては元も子もありません→ちょうどいい「間」をとってこそ調理が料理に完成されるのです、ちょっと難しいかもしれませんが「間」をうまく使って料理のステップアップを目指しましょう! !(^^)!





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