『第9,10回ヴィナリーインターナショナル』にて
『甲州特醸樽醗酵』が2年連続シルバー受賞
勝沼醸造のあゆみ
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有賀家書簡集
(戦中の昭和18年9月)
■初代有賀義鄰が現会長(二代目)有賀清弘に宛てた手紙に
当時のワイン醸造の様子が克明に書かれています。
今年は軍の重用兵器電波探知機に必要な酒石酸採取の為、軍の力により葡萄は青果にては一粒たりとも食べる事なく全部葡萄酒にと言うので、家の醸造場では約800石(144キロリットル)の製造の見込みで、その設備や器具の買入れの為3万余円を消費し、今設備や醸造で大騒ぎでやっている。今のところ黒葡萄と伊太利亜種を全部締め込み約200石(36キロリットル)を仕上げているが、後日本葡萄を今月末頃より来月15・16日頃までに造り込みを終える心積もりで居る。一昨日より昨日にかけ葡萄酒圧搾機用の螺棒修繕の為人夫に持たせ塩山の一山金物店に参り(螺棒金物は太3寸、長さ2尺5寸、目方約10貫の物)誂えた。
このように当社では、戦中の昭和18年にデラウェアー種を36キロリットル、甲州種108キロリットルの合計144キロリットルものワインを醸造していた事が解ります。
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