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チーズの話し
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■第17回目は「白カビチーズ(Les Pates molles a croute fleurie)」 穀雨〜立夏です
カマンベルーで代表される白カビタイプのチーズが登場しました。
しかも、春を思い起こさせるチーズです。
あと一週間もすると“立夏”夏に季節は移り変わります。
逆を言えばまだ“春”・・・
いまだに脳裏に焼きつく桜色の日々が忘れさせません。
さくら・もも・・・淡さ、儚さがたまらないですね。ちょっと後ろ髪惹かれるところがよいのでしょうか?
そんな春の思い出が残るGW(ゴールデンウィーク)前、もう一度春を思い起こしたくなりませんか?春を思い出せれるチーズが日本の北海道にあるのです!!
日本でチーズが生産されていることは、以前の7回でもお話させて頂きました。
今まではプロセスチーズと呼ばれる加熱処理されたチーズを作っている生産者が多かったのですが、世界のチーズを食べ、日本でそのようなチーズを作ろうと日々がんばっている方々が沢山いらっしゃるのです。
さてこのチーズ、実は海外でも評価が高いチーズなのです。
海外?なぜ?
それはこのチーズが国際チーズコンペディションで受賞経歴があるからなのです。2003年に行われたフランスでの大会と2004年に行われたスイスで行われた大会と2年連続で受賞しているのです。すごいですよね。
白カビが覆った表面は粉雪のような肌理細やかな白カビを外皮にまとい、上部中心にさくらの花の塩漬けが添えられています。下部に目を落とすとさくらの葉が敷いてあり、まさにさくらに包まれたチーズです。
口にするとさくらの香りがミネラルたっぷりの塩分と一緒に漂ってきます。
口中にさくら吹雪が起きているような穏やかで且つ激しさを秘めた香りの乱舞が行われます。
鼻腔にはたえずそして長くさくらの風味が残り、口中はややざらつき間のあるあっさりとした味わい、どこかシャビシュー・デュ・ポワトーを思い起こさせるざらつきそして口中香です。
少し強めの塩分がミネラル感を十分に出し味わいの複雑性と調和を見事に演出しています。
後に残るようないやみは一切なく“完璧です”
90gという小ささの影響もあるでしょうか?フランスA.O.C.にはないこじんまりしているかもしれませんが、バランスの取れたよいチーズです。2月〜6月限定のこのチーズ一度お試しあれ!!!
共働学舎 新得農場
https://www.ssl-on.net/SHOP/onokako/ss-kyoudou.html
さて、このチーズちょっとしたヤギの感じをさせています。絶対甲州種ワインと会うはずです。(今までの経験上)
今回選んだワインは“穂坂シャルドネ2002 勝沼醸造謹製”です!。
おりょ?
甲州種ではない・・・。
甲州種もかなりよかったのですが、やはり原料が牛乳だからでしょうか、ややチーズのコクが強すぎる気がします。
残糖を残すタイプや樽の厚みでの対処も考慮しましたが、やはりシャルドネがよかったです。樽醗酵熟成の香りが、モン・ドールのエピセアのような木の香りがし、さらに複雑になります。
試験的に造られ、2002年のみのリリースを行った“穂坂シャルドネ”甲府盆地を挟むと勝沼とは対照的な位置となります。ここで産出されたシャルドネはミネラルも豊富な味わいとなっています。
3年と少し熟成した味わいの調和間がまたこのチーズとあっています。
似たもの同士は気が合うのでしょう。
メイドインジャパン恐るべし!
【今回の法則】
“さくら”=穂坂シャルドネ2002 勝沼醸造謹製
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