No,010-ウォッシュ(表皮を洗うチーズ) 寒露〜霜降」です。


 前回に引き続き紹介するのは“5.ウォッシュタイプ(Les Pates molles a croute lavee)”です。
通のチーズというよりも味わいの濃厚な濃い目のチーズ。この強さは慣れてしまうと圧倒的なうまさとなります。
  
 この間は18:30くらいまで仕事ができたのに・・・最近では、18:00でも外は真っ暗。外仕事が中心の私たちには、この急激な変化は仕事のスケジュ〜ル上重要な意味を持ちます。
秋とか春の季節の変わり目には、日の入り時刻の変化は大変激しく1ヶ月に30分以上違うようです。日の出から考えると太陽の出ている時間は1時間以上変化するのですね。これからは衣替えと一緒に一日のスケジュールも変えないと、と考えています。


 前回に引き続き“5.ウォッシュタイプ(Les Pates molles a croute lavee)”といわれる表皮を洗うタイプのチーズを紹介いたします。
 ウォッシュが通好みなのは、その独特な香りにあるのですが、中のクリミーで濃厚な味わいを知ってしまうとその香りも、いとおしくなります。
この濃い目のチーズ、もう自分にとっては決して通しか寄せ付けないものではなく、「とことんうまいもの!!!」
 しかし、その成熟具合によって表情は大きく変わるものなので、うまいものはうまいとしか言いようがありません。
(逆に言うと上手に熟成しないと・・・)
 
 
 さて数あるウォッシュチーズの中から今回チョイスしたチーズの名は・・・
“マンステール(Munster)”です。

 A.O.C.に認定されているこのチーズはフランスアルザス地方やロレーヌ地方で作られます。ドイツ国境に近いこの地域は、ワインでもドイツワインと同じような品種を用いていて、しばしば、ブラインドでドイツワインと混同するところでもあります。

 また、今回頂いたのはマンステール(ジュラ地方)ですが、ヴォージュ山脈の西側に位置するロレーヌ地方は同じチーズでもマンステール=ジェロメと呼びます。
 チーズの概観は丸く、オレンジから赤色しているのが特徴です。また圧搾していないこのチーズは水分も豊富で表面に粘りが出ているもの大きな特徴といえます。強烈な香りの中にミルクを中心としたバターなどの濃い乳製品の香りが多く存在し、奥から湧き出る濃厚な香りは虜にさせます。

 今回いただいた“マンステール”は熟成が進み、常温でしばらく放置しておくと中から濃厚なチーズがトロ〜リと流れ出て、オレンジ色の表皮はねっとりと湿っていました。表皮を召し上がらない人もありますが、ウォッシュの表皮はニガジョッパクて内側についている濃厚なチーズとこれまた絶妙なんですよね!僕はしっかりいただきます。

あとウォッシュで重要なのが、熟成具合が内側と外側で違うことです。他のチーズでも当然のことなのですが、熟成が進んだ外側と内側でジンワリと進んでいる、まだミルキーなチーズをゆっくり頂く・・・冥利です。(*^。^*)

 そんな懐の広いチーズにあったアルコール飲料は・・・“北杜12年”です。
「あれ?ワインじゃない!!!」
 赤・白・甘口と数あるワインを押しのけ、そして、マールも押しのけ、マッチングしたのは“Pure Malt Whisky HOKUTO 12”です。
ワインよりも遥かにアルコール度の高い蒸留酒。
このアルコールの高さがより香りを高め、ウィスキー樽由来のミルキーな香りと炒ったアーモンドのような香ばしさ、アルコール本来から持つコク味と、何れも“マンステール”が持っているものを増強してくるものばかりです。

 しかし、何にしてもすごいのはこのアルコールにも負けない奥から湧き出る香りと、旨みを持っているこのチーズは只者ではありません。

 今回あわせた“Pure Malt Whisky HOKUTO(北杜) aged12years”はSuntoryが今年の6月に販売を開始した白州蒸留所と山崎蒸留所のブレンデットウィスキーです。コンセプト通り旨さと飲み易さの調和は呑みあきも呑みつかれさせない、いい感じの蒸留酒です。(~o~)ちょっと地元びいきの判定かも・・・


〜 今宵は“Malt et Munster”で秋の夜長をご堪能あれ〜


【今回の法則】
マンステール(Munster)=北杜12年(Pure Malt Whisky HOKUTO(北杜) aged12years)







Copyright(C)2001.KATSUNUMA WINERY CO,LTD. All Right Reserved.
〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎371
TEL/0553-44-0069 FAX/0553-44-0172
E-MAIL kw@wine.or.jp  [HOME]